音帆日誌

【パガニーニの主題によるラプソディー Op.43】第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」〜映画『ある日どこかで』に想いを馳せて🎶

ラフマニノフの『パガニーニの主題によるラプソディー Op.43』第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」を演奏してみました。映画『ある日どこかで』でも使用され、非常に美しい作品です。

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楽曲について

作品概要と第18変奏の特徴

ラフマニノフの「パガニーニの主題によるラプソディー」Op.43は、パガニーニの「24のカプリース」第24番を基にした変奏曲です。全体で24の変奏があり、その中で特に有名なのが第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」です。この部分では、パガニーニのテーマが反行形(上下逆さま)で演奏され、ゆったりとしたテンポで歌うように美しい旋律に変わります。最初はピアノがこのメロディーを奏で、次第にオーケストラも加わり、さらに広がりを見せます。この旋律は、ラフマニノフの作品の中でも特に感動的で、聴く人々に深い印象を与えます。

映画『ある日どこかで』(Somewhere In Time)との関連

1980年の映画『ある日どこかで』では、第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」が感動的なシーンで使用され、映画のロマンティックな雰囲気を一層引き立てています。主人公リチャードが時を超えた愛を追い求めるシーンや、切ない再会・別れの場面など、物語のクライマックスでこの旋律が流れ、観客の心に深く刻まれました。映画ファンにとっても、クラシック音楽ファンにとっても、この曲は非常に象徴的な存在となっています。


裏話・感想など

大好きな曲🩷
映画『Somewhere In Time』(邦題:『ある日どこかで』)で印象的に使われていて、何度聴いても心に響く。何とも切なすぎて…どう言い表せばいいのやら(語彙不足😅)

今回、この曲に向き合うにあたって、いろんな方々の演奏を参考にした。十人十色、みんな違ってみんな素敵😊
私はユジャ・ワンの演奏が一番好き。

演奏している時は全く気づかなかったけど、映像を観ると、ワンピースの上に来ているボレロから糸がピッと出てるのが気になってしょうがない😭
映像を観るたび、もうその部分しか目がいかなくて…。やっぱりなんかかしらやらかすなぁ。ポンコツな自分に乾杯😅