いよいよステージ本番!
忘れ物はないかしら?
楽器・楽譜・衣装・メイクセットetc.
他に必要な物って何?
どんな物を持っていけば良いかしら?
はじめに
ライブ演奏や発表会など、ステージ本番当日というのは何かとバタバタしがちです。
想定外のハプニングが起こったりなど、演奏以外の事柄に心を砕かざるを得ない事も多々もあります。
ですが、出来ることなら演奏する事だけに集中したいですよね。
そこで、想定外の出来事が起こっても迅速に対処できるように、持っていると便利なものをいくつか提案したいと思います。
ここでは楽器や楽譜、ヘアメイク道具、衣装一式などの必需品は割愛します。
カイロ&手ぶくろ
手が冷たい状態で演奏はできません。
簡単に出来るはずのことが全くできなくなってしまいます。
それまで血の滲むような努力をしていたとしても全てが水の泡…。
そうならないためには、とにかく暖めて暖めて…また暖めて…。
特に冬場は細心の注意を払う必要があるのですが、夏場でも効きすぎた冷房によって手が冷えてしまうこともあるので、常備しておくと安心です。
ヘアスプレー(スーパーハード)
演奏している最中に髪が顔にかかってしまう…という事がありました。
グロスを塗った唇にぺったり貼り付いてしまい、演奏が終わるまでそのままの状態…。
気になって気になって仕方がない。
演奏どころではない。
とにかくイズい。
そうならないように(髪が邪魔にならないように)あらかじめヘアスプレー固めておくと安心です。
ちなみに私は「ケープ・スーパーハード」を愛用しています。
裁縫道具
「ドレスのファスナーが閉まらない‼︎」と共演のフルート奏者Mちゃん。
本番の時間は刻々と迫ってきて、Mちゃんは半ベソ状態。
にもかかわらずファスナーは微動だにしない…。
こうなったらもう最終手段です。縫い付けるしかありません。
縫い目は非常に雑でしたが、そんなことを言っている場合じゃない。
裁縫道具のおかげで何とか切り抜ける事が出来ました。
ガムテープ(布タイプの丈夫なもの)
電子ピアノやシンセサイザーのペダルを固定するのに役立ちます。
その他、立ち位置など印付けなどにも重宝します。
軽食
しっかり食事を摂ったにもかかわらず、本番直前にお腹が空く…という事もあります。
空腹のままステージに上がると頭が真っ白になる確率が高まります。そ
んな時、手を汚さずにパクっと食べられるチョコレートは本番のお供に最適です。
私のお気に入りは、明治のチョコレートです。
予備のコンタクト
本番直前、目にゴミが入ってしまったり、乾燥してポロっと落ちてしまった事もありました。
予備は持っておいた方が良いと思います。
履きやすい靴、スリッパ
本番当日って、待ち時間が異様に長いという事がよくあります。
いざ出番という頃には待ちくたびれてクタクタなんて事も…。
そうならないためには、足を楽にさせてあげるのがおススメです。
長時間履いていても楽な靴、もしくはスリッパなどを持参して、無駄に体力を消耗させない事が大事です。
マスキングテープ
予期せず楽譜が破れてしまった時の修正、ちょっとしたメモを目に付くところに貼っておくなど…何かと重宝します。
ボックスティッシュ
長年のパートナー、メゾ・ソプラノ歌手のYちゃんは絶対に持参していました。
鼻水が気になる方、花粉症の時期はあった方が良いのかもしれません。
フリスク
気休め以外の何物でもないのですが…。
フリスクが口の中で溶けるまでのほんの一瞬だけ、緊張を忘れる事が出来るような気がします。
筆記用具(五線紙・メモ帳・鉛筆)
終わりに
何が起こるのか分からないのがライブとも言えます。
ハプニングさえも楽しむ事が出来れば理想的ですね。
それこそが生演奏ならではの醍醐味なのかもしれません。
ですが、やっぱりハプニングをは嫌だ‼︎
出来る限り避けたい‼︎
よって、私は毎度毎度、上記の荷物を持って会場に向かうのでありました。